飲食店の収益を増やすには、新規顧客の獲得が必要不可欠です。ネームバリューのある大手飲食店と違い、知名度の低い個人飲食店や小規模な飲食店は、新規顧客の獲得が大きな課題となります。 

どうすれば小規模な飲食店に顧客を呼び込むことができるのでしょうか? 

ここでは、小規模な飲食店でもできる新規顧客の集客術についてご紹介します。 

新規顧客の集客に失敗する店の共通点

個人飲食店の多くは、新規顧客の獲得に失敗しています。新規顧客を増やして利益がアップしている飲食店はごく一部に過ぎません。 

まずは、集客に失敗している飲食店の原因をチェックしていきましょう。 

商品に自信を持ちすぎて売る努力をしていない

失敗する飲食店のオーナーは「美味しい料理を提供していれば、そのうちお客が増えていく」と思っている人が大勢います。確かに、美味しい料理であれば口コミで次第に人気が増えていきますが、その効果が出るまでにかなりの時間を要します。効果が出るまでに運転資金が尽きてしまっては意味がありません。 

飲食店として美味しい料理を作ることはもちろん大切ですが、その料理の存在を知ってもらうために売る努力を行うことも大事です。 

飲食店の運営だけで手一杯になっている

飲食店の運営というのはとても大変です。やることが多岐にわたるからといって、集客活動を疎かにしてしまうと、いつまで経っても経営は火の車から抜け出すことができません。 

まずは、新規顧客を増やすための時間を作りましょう。空き時間がないほど忙しいのであれば、お店の休みを増やしてでも集客活動の時間は必ず作るべきです。 

自ら情報発信をしていない

他社のグルメアプリやグルメサイトに掲載されただけでは、効果的な集客を行うことはできません。他社メディアに集客を任せっきりにするのではなく、フェイスブックやツイッターなどのSNSを使って、自ら情報発信を行う努力が必要です。 

期間限定商品発売のお知らせや、キャンペーン情報などをこまめに発信していけば、お店の存在を忘れられるリスクが少なくなり、新規顧客を獲得しやすくなります。

他店との差別化ができていない

立地が悪い飲食店でも、他店との差別化ができていれば売上が安定します。そのお店でしか味わうことができない料理や体験を用意できれば、リピーターが増え、集客数も増えていきます。 

他店との差別化ができていない店は、「この店に行ってみたい」という気持ちにさせることができないため、新規顧客を呼び込むことができません。価格で差別すれば、最初のうちは集客できるかもしれませんが、大手企業が参入するとすぐに顧客を持っていかれてしまい、長続きしません。 

ターゲットの顧客に合わせた差別化ポイントを発見できるかどうかが、個人飲食店の成功の鍵になります。 

新規顧客を集客する効果的な戦略

小規模な飲食店でも、顧客数を増やすことは可能です。ここでは、新規顧客の集客に効果的な方法をご紹介します。 

話題性のある商品を作る

SNSで話題になりそうな商品、メディアが取り上げてくれそうな商品が1つでもあれば、新規顧客を呼び込むことができます。 

いわゆるインスタ映えしそうな商品は、口コミで話題になりやすく、店側があえて宣伝しなくても、客を呼び込む効果が見込めます。 

顧客から注目されやすい商品が店に1つあるだけでも、集客には非常に効果的です。商品の名前を個性的なものにしたりするなどして、「この店でしか手に入れられない商品」を作る努力をしましょう。 

期間限定商品を作る

期間限定商品は希少性があるため、顧客の間で話題になりやすく、来客数アップに役立ちます。季節ごとに異なる商品を出したり、余裕があれば毎月新しい商品を出してみるのも良いでしょう。 

キャンペーンを行う

店独自のキャンペーンを用意すると、新規顧客が店に訪れるきっかけを与えることができます。通常よりもお得な価格で販売したり、商品に特典を付けたりしてみましょう。 

キャンペーンの内容が思い浮かばないときは、大手のお店を参考にしてみるのも一つの方法です。 

イベントを開催する

店でセミナーや勉強会、音楽の生演奏などのイベントを開催するのも、新規顧客を獲得する上で役立ちます。 

イベントを開催することで、普段店に立ち寄らない人に店の存在を知ってもらえるきっかけになるので、出来ればいろんなジャンルのイベントを開催してみましょう。 

定期的に情報発信をする

ツイッターやインスタ、フェイスブックなどのSNSを使えば、お金をかけなくても店の宣伝をすることができます。 

ただし、情報発信は定期的に行いましょう。たまに発信するだけでは、集客効果が薄れます。こまめに情報発信することでフォロワーも次第に増えていき、確実に集客数アップを見込めるようになります。 

文字だけの発信では注目度が薄れるため、写真を多く掲載するなどして、見やすい工夫をしましょう。 

まとめ

 飲食店の運営を軌道に乗せるには、商品の開発だけでなく、集客にも力を入れる必要があります。 

「美味しい料理を提供していれば、いつか客が訪れる」という甘い考えは禁物です。もっと積極的に情報発信を行いましょう。 

今回ご紹介した集客方法は、今すぐ取り組めるものばかりです。最初からすべて実施する必要はないので、出来るところから始めてみましょう。