スマートフォンの普及率の増加に伴いSNSを利用する人も増加し、店舗集客にSNSを利用する店舗も多くなってきています。
今回は、SNSのメリットを簡単に説明しつつ、日本で多く使われているSNSの内、ビジネス利用に向いているFacebook、Twitter、Instagramの特徴をご紹介します。
また、SNS運用の注意点も踏まえて、店舗集客に役立ててもらえたらと思います。
SNSを運用する際のメリット
店舗や商品のファンになった顧客が、私たちの代わりに口コミという形で情報発信をしてくれるのが特徴です。
SNSを上手く利用し顧客との接点を作ることで、以下のような効果が期待できます。
- 顧客が商品に対して抱く愛着(ロイヤリティ)の向上
- ブランドを形作るための様々な活動(ブランディング)
- 認知度の向上やプロモーション
- 運用しているサイトやブログへの誘導
- 実店舗への訪問や、商品の購入
各SNSの特徴について
まず初めに、SNSを利用する際に、どのように使い分けていますか?
投稿する割合が高いものは、連絡やコミュニケーション手段として、投稿する割合が低いものは、情報を集める・拡散する手段として利用していると思います。
ユーザーがSNSを使い分けているように、配信する側も配信する情報によってSNSを使い分ける必要があります。
Twitterの特徴
Twitterの利用者は10代~50代と幅広く、自分の近況をつぶやいたり、トレンドの情報を収集する目的で使われることが多いSNSです。他のSNSよりも投稿される頻度が多いので、投稿頻度を多くした運用が求められます。
Facebookと違い真面目な投稿よりも、フランクな投稿かつリアルタイムな情報の反応が良い傾向にあります。
期間限定の商品やイベントのプロモーションを行いたい時などに最適なSNSと言えます。
Facebookの特徴
Facebookは、TwitterやInstagramに比べ30代~50代のビジネスマンの利用者が多いのが特徴です。
実名制であることや、知り合いと繋がっている人が多いので、落ち着いた投稿をする人が多く、また情報収集を目的として利用するも人多いです。
なのでFacebookでは、真面目な投稿が好まれる傾向にあります。顧客に対して真摯に向き合い情報発信をしたい場合には最適なSNSと言えるでしょう。
Instagramの特徴
Instagramは、20代女性の利用者が多いのが特徴です。
他のSNSと違いサイトへの誘導には向いておらず、文章よりも写真の見た目が重要なSNSなので、店舗や商品の雰囲気やイメージを伝えるには最適なSNSと言えます。
ただし、写真のクオリティが求められるので運用の難易度は高いSNSとも言えます。
SNS運用の際の注意点
今までSNSの良い部分を述べてきましたが、最後にSNSを運用する際の注意点を説明します。
炎上の可能性があることを理解する
SNSは拡散力が高いのが特徴ですが、「従業員の不適切な発言」「担当者の誤操作」などで、ネガティブな情報が顧客に拡散され、非難が殺到し収拾が付かなくなる(炎上の)可能性もあります。
炎上によるイメージダウンを避ける為に、運用ガイドラインの作成や、従業員の教育などの対策をしておく必要があります。
店舗や商品の魅力があって効果を発揮することを理解する
SNSを開設し、単純に情報発信を行うだけで拡散されるわけではありません。
常に顧客の目線に立ち、どういう情報が欲しいのか、共感してもらえるのかを常に考えて運用する必要があります。
最後に
SNSにはそれぞれ特徴があるのを理解してもらえたかと思います。
今回紹介した特徴を踏まえつつ、最適な運用を行うようにしましょう。
簡単な内容ではありましたが、お役に立てれば幸いです。